2011年09月16日

お蚕さんの思い出

読売夕刊に「シルクと皇室」が連載されています。

特に、皇后様の「お蚕さん」に対する特段の思い入れにとても感慨深いものがあります。

父の転勤で広島・呉に住んでいた時代(S30年頃)、お隣さんは専業農家でした。

同級生がいましたので、お互いの家をよく行き来しました。

母屋横の別棟一階には農耕牛が、その屋根裏にはお蚕さんが飼われていましたっけ。

僕もお手伝いをさせてもらい、桑の葉を刻んではお蚕さんに食べさせてあげ、

天井裏からお蚕さんの食事中の音が今でも鮮明に思い出されます、シャリシャリと。

やがてお蚕さんはピーナツ型の繭に変化、それからがまた大変でした。

大きなタライに熱湯を注ぎ繭を浸けてふやけさせ、こびりついているゴミや不純物を取り除きます。

すると見事な純白の繭となり、乾燥した後にほぐして紡いで生糸の出来上がりです。

お駄賃にもらった「はったい粉」(きな粉と砂糖をお湯で溶いたおやつ)が美味しかったなあ~。

小学生低学年の頃、早くも「食い意地」を張っていた懐かしい思い出です。


同じカテゴリー(日記)の記事画像
OFFの一日です
梅雨入り
家庭菜園始めました
発泡酒に騙された?
ベルジャン・ビール祭り
CDプレーヤー壊れる
同じカテゴリー(日記)の記事
 OFFの一日です (2015-06-09 08:18)
 梅雨入り (2015-06-05 09:00)
 お食い初め (2015-06-04 08:00)
 家庭菜園始めました (2015-06-03 08:00)
 発泡酒に騙された? (2015-06-02 20:40)
 ベルジャン・ビール祭り (2015-05-18 09:00)
Posted by あごひげ at 00:28│Comments(0)日記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。