懐かしい夏、金鳥の夏
家の周辺には旧家が所々にあり、この時期、玄関先には家紋入りの盆提灯が点されています。
今日は家で寛いだ祖先の霊もお墓へ帰る「送り火」です。
京都では「五山の送り火」、長崎では「精霊流し」が有名ですね。
小さい頃には、各家庭でも玄関先でオガラを炊いて「迎え火」「送り火」をしました。
牛や馬にみたてて、茄子や胡瓜に4本の割り箸をさした思い出も、かすかにある様~な。
夕立の後には綺麗な虹、蚊帳の横には金鳥蚊取り線香、お風呂からあがって天花粉
あの頃の懐かしい夏の匂いが蘇ってきます。
ラジオドラマの「明智小五郎と少年探偵団」に夢中でしたっけ。もちろんまだTVはありません。
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