スイス事故に思う
スイス氷河特急が脱線転覆事故を起こし、不幸にも日本人観光客が亡くなられました。
事故原因が解明されないまま、翌日には運転再開されていてビックリしました。
我々日本人の感覚では納得がいきません。
まことしやかに囁かれている原因は、列車の重量アンバランスではないかと言われています。
この氷河特急、先頭から前半分は一等車、後ろ半分は二等車、厨房車と連結されています
欧米人の個人客にはゆったりとした一等車の4人掛けへ「2名カップルユース」として優遇し
有色人種の日本・韓国・中国など団体客は二等車へぎっしりと詰め込まれてしまいます。
その結果、急なカーブを回る際、重量の重たい後ろの2等車が振り子の原理で
外側へより一層モーメントが加わり、脱線転覆に至ったという推定案もあるそうです。
いづれにしても、はっきりとした原因がわかるまで、日本旅行会社はこの列車プランを
利用すべきではないと思います。
白人優先の席順予約システム、ぜひ改めてください。
先日ヨーロッパ旅行の朝食時でも同様の不愉快な出来事がありましたのでご紹介しましょう。
5ツ星を自認するホテルにはダイニングレストランが1F・2Fと二箇所ありました。
前の晩、添乗員さんから「我々グループの朝食はは〇〇時に1F食堂で」と説明を受けましたが
つい忘れてしまい、一人悠然と2F食堂で(どうも白人の個人客専用らしい)機嫌よく食べていると
ボーイさんが私の席に歩み寄り、「団体さんは1Fですよ」などと嫌味を。
「アイム・ソリー」と言うのもしゃくだjから、言葉が判らない振りをしてそのままそこに
居座り続けてやりました。
「どちらの食堂でも内容や料金は同じでしょう。
それとも、ここは白人と有色人とを区別するのですか?」と言ってやりたかったのですが
ぐっとこらえて黙っておきました。
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