中欧旅行記③(お酒の楽しみ方)

あごひげ

2010年08月10日 09:23

国によってお酒の楽しみ方は千差万別なんですね。オーストリア・ウイーンの夜でした、


シェーンブルン宮殿でのミニ・コンサートに参加しました。

前半はモーツアルト、後半はヨハン・シュトラウスで

まとめた曲目の間に20分の休憩タイム。



エアコンの無い会場は蒸し暑く、「バー・ドリンク・コーナー」で飲み物をいただくことにしました。

順番を待ちながら観ていると、東洋系の人は大半がビールを、地元の人はシャンパン(キール)です。

私はつい「白ワイン」をたのんでしまったのですが、やはりこの場面ではシャンパンだったと大後悔。

美しい金髪碧眼の女性の手にはシャンパングラス、キラキラと輝いていて美味しそうでした。

「良い曲でしたね、お一人ですか?」などと言ってみたかったのですが

さすがに声をかけるだけの勇気もなく黙って見とれていました。



コンサートの内容は、交響曲39番、歌劇、ワルツ、ポルカなど取り混ぜて全18曲、アンコールには

「ウイーン・フィル・ニューイヤー・コンサート」でお馴染の「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」

最後には指揮者、楽団、観客席が一つになって、手拍子の渦に巻き込まれました。

カジュアルな服装でも参加ができ、安くて気軽なクラシック演奏会、ウイーン市民は羨ましいです。

日本では数千円~何万円もする高い演奏会ばかり、市民の文化向上のためにも

もっとお手軽に行けるような演奏会が数多くあったらよいのですが、福岡市長さん。

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