スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  
Posted by スポンサー広告 at

2012年03月13日

落し物騒動

ある日、お客様が日替わりランチを食べ終えられてから、

テーブルや椅子の周りを何か真剣に探していらっしゃいました。

じぃじ :「どうされました、何か落とされたんですか?」

お客様:「お恥ずかしいものです...」

じぃじ :「???  このお店で無くなったのでしょうか?」

お客様:「はい、食べる時にはあったんですが...」

じぃじ :「何をお探しですか?」

お客様:廻りのお客様に聞こえないように、じぃじの耳元でそっと
     「お恥ずかしいものです...000です」

じぃじ :「判りました、後で探しておきますから、連絡先を教えてください」

結局その時は見つけることができず、諦め顔をしてお客様はお帰りになり...



夜の仕込みを終え、営業前の最終点検時にそれを発見。

お客様の椅子からだいぶ離れた床の片隅にそれはキラッと転がっていました。

じぃじ :「落し物が見つかりましたよ、どうしましょう、お送りしましょうか?」

お客様:「次回伺う時まで預かっておいてください」

じぃじ :「困られませんか?」

お客様:「多分、大丈夫です...」



「落し物騒動」はそれにて一件落着です。

お恥ずかしい落し物、それは、小さな小さな「入れ歯」でした。

多分、食後に爪楊枝をお使いになった時に飛び出たのでしょう。

(本投稿についてはお客様のご了解を頂いております、念の為。)  

Posted by あごひげ at 08:00Comments(0)お店の日記